痛いのはどこですか?
同じ腰でも痛む場所が違います
「腰が痛い」という人はほんとうに多いです。
話を聞くと、
- お尻の横が痛い
- 尾てい骨近くが痛い
- 背骨の近くが痛い
- わき腹が痛い
- 背中の真ん中が痛いなど
挙げだすと様々です。
お尻の横が痛い
慢性的に腰が痛い方は、無意識に叩くことが多い場所がここです。

こんな風に考えていますという一例です。
片側だけ痛いのか?両方痛いのか?考えます。
次に傷んでいる筋肉の作用を考えます。この場合、外転、外旋などいろいろな作用がありますが、とりあえず外転について考えてみます。
外転は、股を開くこと。よくガニ股の状態がおこる。
この方が運転のお仕事なら、脛の部分にも痛みが発生しそうだと推察できます。
尾てい骨近くが痛い

意外と多いのが女性の方。
座り仕事で前傾になり、ここの部分でバランスをとる形になります。筋肉としては、大殿筋や梨状筋。
ここが痛いと、猫背になりやすく顔が前に出やすい。
結果として、顔が引っ張られやすくシワやたるみを必要以上に起こしやすくなる。こんな風に考えながら、施術しています。
背骨の近くが痛い

この場合も、左右どちらかだけ痛いのか?それとも両方痛むのか?考えます。
ここの筋肉は、脊柱起立筋、多裂筋など。この筋肉の作用は、両側同時だと体をそる。片方だけだと体を傾ける。
片方だけだと考えると、何か傾ける動作が影響している。
こんな風に組み立てていきます。
安全や衛生は、西洋医学
危険な部位、触っていけない部位に関しては西洋医学が基本になります。
当院では、安全に施術を行っております。不安などがございましたら、お気軽にお話しください。
また消毒、殺菌など鍼灸院ができることを適切に行っております。
アプローチは2通り
東洋医学の経絡の流れを考えたアプローチ。
アナトミートレインやトリガーポイントなど身体の連なりを考えたアプローチ。
この2通りを利用しています。
原因 客観的にわかる症状:動き・歪み・傾き・腫れ・
結果 患者さんが感じている痛みなどの症状
この原因と結果の途中の過程を解明し、症状を取り除いていきます。
*作用や図は、分かりやすくするために省略してあります。